誰でもできるオイル交換
結論、オイル交換は女性でも男性でも
誰でもできます!
というか自分の車のオイル交換くらい自分でしましょう。
もちろん車種によってDIYでは難しいときもあります。
しかしほとんどの車は素人でもできます。
注意点を抑えておけば必ずできるので、チャレンジしてみましょう。
※安全面に十分配慮
道具をそろえて天気のいい日に決行!
事前準備
- 取説を見てオイルの適切な量を把握
- 車に推奨されているオイルの型番を把握
- 必要な道具をそろえる
車には取り扱い説明書が必ずあります。それを見るとエンジンオイルの量が記載されているのでメモに残しておいてください。
道具は最初、お金をかけずに最小限でいいです。回数を重ねるごとに道具を買っていくことをすすめます。
道具の準備
- ジャッキ
- オイル
- オイルジョッキー
- 廃油パック
- ドレンパッキン
- 14㎜レンチ
- オイルエレメント
- ウエス
ジャッキは車に搭載されている緊急工具でかまいません。↓
※そもそも車高が高ければジャッキアップの必要なし
↑ こんな本格的なジャッキが欲しい!
オイル交換手順
ボンネットを開けてイメージトレーニング
- どこからオイルを入れればいいか
- オイルパンはどこか
などなど目で確かめ、イメトレします。
手順を頭で描いてからスタート!
1分間エンジンをかける
1分間、車のエンジンをかけて古いオイルを温めて流れ出やすくします。
そしてエンジンを停止。
ジャッキアップ
作業スペースを確保するためにジャッキアップをしましょう。
ジャッキを当てる位置に十分気をつけましょう。ずれないように!
輪留めがあれば対角線側のタイヤを動かないようにしてください。
↑こういった緊急工具でもかまいません。
廃油パックを構えてドレンボルトを抜く
オイルがたまっているタンク(オイルパン)の下の方にボルト(ドレンボルト)があります。それを外せばオイルが出てきます。
ボルトを外す前にまず廃油パックを定位置に準備します。
↑購入時
開くと綿のような吸着材が入っている。
このようにしてビニールを開いてセット。
ドレンボルトの下にセット!
準備OK!
(作業スペース狭すぎ!)
【注意点】
ドレンボルトが斜めに向いているタイプのものは、オイルが斜め向きに出ます。それがまた勢いがいいのでよくこぼしてしまいます。
アスファルトの上にオイルをこぼしたらなかなか掃除できないので、廃油パックの位置には十分気をつけてください。
14㎜のレンチが準備できましたか。
(車種によって違うかも)
ゴム手袋は必ずしてくださいね。
皮膚にオイルが付いたらなかなか落ちないです。
普通のレンチではすごくやりづらい。
↓ラチェットレンチがあればすごく便利です。
[rakuten:auc-straight:10015557:detail]
慎重にボルトを外す手前まで緩めます。
【注意】
緩め切った瞬間に勢いよくオイルが出てくるのでその時にオイルになるべく触れないでください。けっこう高温なのでやけどの危険もあります。
思いっきり真っ黒なオイルがでてきました。
廃油パックがずれてなくてよかったー。
できるまで待っておきます。
【ポイント】
ボンネットのオイル入口の蓋(オイルフィラーキャップ)を外しましょう。そうするとオイルが出やすくなります。
オイルエレメントを交換するときはこのときにエレメントを外します。
外すときも廃油が出るので廃油パックを下に敷いておいてください。
オイルエレメントは2回に1度の交換。
外すときの道具↓
ボルトとパッキンを締める
オイルが全て出きったら、ボルトを締めます。ボルトにはドレンパッキンをはめましょう。パッキンはメーカーごとに種類が違うのでパッケージを見て対応車種を調べて購入しましょう。
ねじ山を壊さない程度にしっかりと強く締めてください。
オイルエレメントを交換するときは、ここで新しいものを装着してください。
エレメントのパッケージに対応車種が書いているので確認して購入したものを使用。
開封したらこんなかんじ↓
【注意】
新しいオイルエレメントをつける前に、エレメントのゴムパッキンに少量のオイルを塗ってください。その後はめ込むことによってオイル漏れを防ぐことができます。
ジャッキダウン
ジャッキアップの必要がなくなったのでジャッキを下げてください。
オイルを投入するときに地面とフラットでないといけないです。
新品オイル投入
いよいよオイルの投入です。
取説記載の規定量のをオイルジョッキーに入れたら、ゆっくりオイルタンクに注ぎます。
【注意】
オイルエレメント交換時と交換していない時ではオイル注入量が違います。交換時の方が若干多めにオイルが必要です。車の取り扱い説明書を確認してください。
ホームセンターで安いものを購入しました。
1000円程度です。大量に買えればもっとコスパがいいですね。
エンジンをかけてオイルをまわす
オイルタンクにオイルが充填されたらしっかり蓋を締めて、エンジンをかけます。こうすることでオイルがエンジンに回ります。
2~3分でエンジンを切ってください。
そして再度オイル量をチェックしてください。
持ち手が黄色のオイルレベルゲージで確認。
オイルが少なければ継ぎ足します。
【注意】オイルが多すぎるとエンジン内の圧が上がって燃費が下がる原因になるので入れすぎ注意です。
あとがき
どうですか、難しくはなさそうですよね。
最初は道具をそろえたり不慣れだったりで、抵抗があるかもしれません。
しかし定期的にしなければいけないことなので、やっていたらすぐ慣れてしまいます。
オイル交換ってお店にたのんだら3~5000円くらいしません?
それを毎回浮かせられたら絶対いいですよね。
こればっかりは自己責任なのでくれぐれもケガには気をつけてください。
安全管理を怠ると重大な事故になる可能性もあるので十分注意してください。
これを見ても自信がなければお店にたのんでください。
車でも楽しいDIYライフを過ごしてください。
読んでいただきありがとうございました。