素人の日曜大工で門柱はできるのでしょうか。業者の見積もりは高くて断念したという人もいるのではありませんか。
そんな私がお金はかけず、時間と労力は惜しまずに作ったポスト&表札門柱を紹介します。
作るのは大変ですが、苦労して完成させたときはうれしくて、思い入れがある門柱になりました。失敗もありましたが初心者でもできたので、参考にしてみてください。
作成要領
作成要領を4工程に分けて説明します。
- 穴を掘って基礎を作る
- ブロックを積む
- モルタルを全体に塗る
- 漆喰を塗る
穴を掘って基礎を作る
一番大事なのは基礎作りです。
門柱は重量があるので、倒れないように基礎を強固にしなければいけません。
クワやスコップで、穴は約50cmの深さを掘りました。横幅も充分に掘り広げてください。
そこに細かい小石を敷いて平らにに踏み固めます。
そして鉄の網を敷き、掘った分だけのモルタルを流し込みます。
モルタルが乾く前に鉄筋を垂直に差し込みます。
一日目の作業はここまでです。乾いたら次の作業です。
ブロックを積む
一段一段慎重にブロックを積んでいきます。
プロは水糸を張って水平をとりますが、DIYなので水平器だけで水平に積みました。
ブロックはC-15という厚さ15㎝のものを選びました。
コンクリートブロックは角用や半分に切れたものなど種類があるので適切なものを選んで購入してください。
ポストは未使用品をあらかじめメルカリで購入していました。
モルタルをちょうどよい粘度で準備しておきます。ブロック一個積むごとにモルタルを塗っていきます。
目地を綺麗にするのは難しい作業ですが、今回はあくまでも上塗りをする前提なので、ブロック積みは下地です。大雑把にしても大丈夫です。私は左官コテを使うのが慣れてないので手で塗ったところもあります。
手で塗るときは必ず手袋をしてください。モルタルはアルカリ性で手がかなり荒れます!(失敗談)
ちょうどよい高さにブロックを積んだら鉄筋をディスクグラインダーで切断します。何度か切れ目を入れて少し曲げれば切れます。。DIYではこれで充分です。
私が持っているものはコレ☟
コードレスではないが、コスパがいいです。
※電機工具の使用には細心の注意を払ってください。
モルタルを全体に塗る
ブロックを積み上げたら、モルタルを全体に塗っていきます。
↑もしこのままの状態で漆喰を上塗りをしても時間が経てばブロックの目地が浮き出てしまいますので、モルタルで下塗りをしてください。
↑モルタルを塗った状態
漆喰を塗る
門柱にポストや表札を付けているでしょうから、マスキングをしてください。
マスキングテープと新聞紙を使用しました。
マスキングをした様子です。
↑クリーム色のモルタルが余っていたので塗ってみましたが、色が家とマッチしなかったので白漆喰を再度塗ることにしました。
あと赤レンガが数個あったので花壇を作ってみました。DIY ですから行き当たりばったりでいいのです。
漆喰の紹介
・神社仏閣に使われているようなTHE漆喰といったイメージ☟
漆喰を塗った結果は以下の通りです。
真っ白の漆喰を塗って落ち着きました。
漆喰も左官コテで綺麗に塗るのが難しいので手で塗りました。逆に手塗りの方が結果的に味が出てよかったです。(手袋してね)
花を植えたら見映えがよくなりますね。
主張しないくらいに下部にタイルを白モルタルで張り付けました。(余り物使用)
買ったもの
- コンクリートブロック(C-15) 14個
- 表札(陶器製)
- ポスト(LIXIL製 メルカリ購入)
- モルタル(砂とコンクリートを混ぜたもの)
- 白漆喰
- 小石 2袋
- 鉄筋 4mくらい
- 金網 100×40cmくらい
金額的には約2万円の材料費で済みました。
DIYなのであり合わせのもの、好きな材料で自由にできます。
なにより子供も手伝ってくれたので思い出ができました。
大工さんに依頼したら100%オシャレで立派なものができますが、外構代が高くなりますね。
門柱の施工・本体価格の相場は?種類や設置にかかる費用までご紹介│ヌリカエ
ちなみに表札はあらかじめ新築祝いでプレゼントしてもらったものなので金額には換算していません。陶器製でおしゃれなデザインで気に入っています。
門柱はお得な既製品があるので、基礎だけDIYもアリですね。
安全に配慮してケガをしないように楽しいDIYライフを楽しんでください。
追記:白漆喰はアッシュグレーに塗装しました。(2022年1月)